我が家が完全分離型上下分け二世帯に決まるまで
最近ショールームの記事ばっかり書いていたので家本体の事を書きまーす。
家は完全分離二世帯で上下分け(親世帯が下)なんだけど、そこに至るまで様々な経緯があった。
- 今ある家二軒のうち一軒を残す方法←家の位置関係や北側斜線の問題で無理
下の図は家のある部分の簡略図なんだけど、家Bのみを建て替える場合、家へのアプローチで最低2mの間口を作らなければならない。そうすると家Aの北側斜線にどうしてもかかってしまう。
となると家Aにも手を加えなければならずお金がかかる。
- リフォームで対応する方法←結局かなりお金がかかる上に築60年の古さが問題
全面リフォームするとなると結局2千万とかお金がかかる、その上、基礎部分などには当然手を入れられないので、耐震という意味では不安が残る。なんせ築60年だからね。
- 完全分離左右分け←音の問題がないのは良いが、各家に廊下や階段が必要で効率が悪い、コストはほとんど家2軒建てるのと同じになる。
コストは家2軒になってしまう。共有している部分が壁しかないから当たり前だ。
といったことを一つ一つ1ヶ月くらいずつ検討して上下分けになった。
左右分けは普通に制約無く家を作るのと変わらないので夢はあったが、廊下とか階段とかの無駄は多いという印象だった。
階段を金属にしたりしてカッコよくするのは楽しそうだけど、金属階段も100万とかするから大変だしね。
上下分けで気になるのは音の問題だと思うが、私が理解したところでは木造で完璧な防音はない。あっても超お金がかかる。
対策しても通し柱とかから音が伝わるので相当難しそう。完璧にやるには防音室レベルの施工が全室に必要だろうし、そうすると家がもう一軒建つコストになってしまう。
ひとまずできるだけの対策をして、あとは我慢するしかないという結論にした。
具体的にはALC板を引いてさらにロックウールを入れてもらおうと思う。
工務店によると100㎡で50万アップくらいという事だった。このくらいが庶民ができる防音の限界かな。