地域の優良工務店が最良!
今回は地域の「優良」工務店がいかに最高の家造り体験をあなたにもたらしてくれるか書いてみたい。
①自由設計の家造りにおいてはコスパが良い
色々な人が書いているので詳しいところは省略する。
ローコストメーカーでほぼ標準で作ればそっちの方がやすいかも。
でも、いろいろ注文していくと多分高くなる。
ちなみに我が家が検討した有名所ハウスメーカー4~5社は東京では付帯工事含めて坪100万円は下らない感じだった。
地域工務店はピンきりでちゃんとしているところほど高い、というかちゃんとやると高くなるんだと思う。
ウチも付帯工事外構まで全て含めて坪100万円くらいはかかっている。
②自由度が高い家造りができる
なんと言っても自由度が高いのが工務店に頼む醍醐味だと思う。
逆に言うと標準的な家造りをしたい人にとっては工務店に頼む意味は薄くなるかもしれない。
写真で説明すると、
1、まずこのペンダントライトBocci28は採用できない。もしくは採用できてもこういうタイプのやつをつけることになると思う。
2、勾配天井と耐震3確保のためのタイバー。まずこの形はハウスメーカーの型式適合認定に無いから無理。
似たような感じにはできるのかもしれないけど、タイバーで強度を確保するのはどこもやっていないと思う。
3、そして、北沢産業のキッチン。担当者が面倒だったということも考えられるけど、住友不動産に話したときには採用不可だった。
4、造作建具って対応してくれるハウスメーカーあるんかね?あるとしても相当上位グレードの仕様じゃないとやってくれないと思う。
高さが自由に変えられる、家と一体になった造作建具は採用してよかったと思える部分。造作ならメンテナンスも容易。というか既製品の建具はほぼメンテ不可。
5、天井のオークボウも貼ってくれるところはおそらく無い、かもしくは上位グレードry
6、樹脂トリプルサッシは課金次第でできるのかもしれないけど、相当高いしこういう天井から軒まで一体になる感じにやってくれるかな?
ちゃんとした工務店なら構造上危険とか雨漏りリスクの関係上おすすめできないとかが無い限り何でもやってくれる。
上記の内いくつかをやってくれるハウスメーカーはあるのかもしれない。頼んだ工務店はRCまでできたので、工法から構造から防蟻から断熱気密まで何でも自由にできるオーダーメイドなのが工務店に頼む醍醐味だと思う。
でも普段あまりやったことが無いことをやらせると工務店社内の施工マニュアルとかが無くて事故りやすいと思うので慎重に相談した方が良いとは思う。
③リフォーム時にも自由がある
ちゃんとした家造りをしている工務店が施工すればリフォームの時にも自由度がある作りになる。
ハウスメーカーの多くは型式適合認定という物を使っていて、詳しくは自分で調べてほしいが、私のざっくりした理解では決められたルール(Xメートル毎にXの強さの壁をつけるなど)の中で家を作るから個々の家で計算や認可をしなくても強度や認定が取れた事にするというものだ。
これがリフォーム時に曲者で、聞いた話では施主が工務店でリフォームしたいと思って施工時のメーカーに施工の情報を求めても企業秘密を理由に断られるため、実質建てたメーカーでしかリフォームできないということになるらしい。将来的に倒産したらどうなるんだろうね?
その点、優良工務店であれば施主にすべての設計情報をくれるので、たとえ施工工務店が倒産しても資料を持っていけばどの工務店でもリフォームやメンテナンスができる。
実際に既存の壁が壊せるのかわからないためリフォームを断念する例はあるように聞いている。
こんな風に色々自由にオーダーして家を作りたいときは地域の優良工務店がおすすめだと思う。建築家に頼むっていうのもデザインはすごく良くなる可能性もあるし自由度ももっと高いかもしれないけど、お値段は高くなりそう。。