エゴとロマンが建てる二世帯住宅

急に二世帯住宅を建てることになった夫婦(+娘×3)の記録

本当は恐ろしい(?)住宅展示場

T国から帰国した私は、妻とお義父さんと共に、ご多分に洩れず住宅展示場に向かった。すでに様々な人たちが指摘しているが、はじめに相談する相手として住宅展示場はなかなかレベルが高いように思う。というのも何も知らない素人に家を「売るプロ」が手ぐすね引いて待っているので、向こうに不利なことは教えられない、良いことは売り込むという典型で豪華なモデルハウスに圧倒されながら良い事づくめのトークを聞くことになる。耐性がない方は心して訪ねるほうがよいだろう。


さて、私はそれなりにお家を建てることに興味があり「渡辺篤史の建もの探訪」とかをよく見ていたので、「普通の家なら坪単価70万くらいで収まるだろう」くらいに考えていた。インターネットのハウスメーカーの情報を見ても近いことが書いてあるしね。


しかし、これから大手ハウスメーカーで家を建てることを検討している人は心して欲しいのだが、外構その他すべてを含めたら坪100万くらいはかかると見たほうが良い。それ以下の予算だと注文住宅と言いつつただの四角い箱を作ることになりかねない。実際にこの辺のデータを見てもらうと2015年時点で平均の坪単価が90万くらいまであがっていることがわかり、ここ4年でさらに価格が上がっている。これはあくまで平均なのでかっこいい風呂、美しいキッチンとかやっているとすぐに坪120万とか行ってしまう。

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検討したヘーベルハウス。写真はHPからお借りした。


ミサワホームとか、三井ホームとか、積水ハウスとかを見たのちに、耐震性が強そうというイメージでへーベルハウスにプランを作ってもらったが、予算に折り合いをつけるためには小さい四角い箱を作ることになりそうなので大手での家づくりは立ち消えになった。
また、一条工務店以外のハウスメーカーは家の性能の点でも10年前から大した進歩が感じられなかったのも気になったがそれは後日書こうと思う。